2018年の移住と転職を振り返って〜移住編〜

 

2018年は考えられないくらいの変化がありました。

 

移住をして、無職になって、熱燗DJに。

 

それぞれについて少しまとめてみようと思います。(めっちゃ長くなったwww)

 

移住についてのまとめ

<移住まで>

100本以上あるお酒がもう東京の狭い家では置ききれない状況だったので引っ越しを検討していました。

将来的には古民家再生などをして水周りを最新設備にした古民家に住みたいな〜と考え、周りに「(将来的に)移住したい」と話していたら幸運にも前職の同期が現在の家を紹介してくれました。

  • 都内の職場まで2時間以内で通える距離であること
  • お酒専用の部屋を作れる広さがあること
  • キッチンが十分に広いこと
  • 家が古すぎないこと(主に水まわり)

幸いにもこの条件が満たされているお家だったので移住することに。
※働いていた職場が交通費を全額負担してくれたのも大きかった

 

<移住にさいして>

2014-2017までシェアハウスやルームシェアをしていたので、めちゃくちゃ家電や家具を買うことに。

自転車で生活や通勤ができるかな?と思っていたのだが、僕の移住した場所はアップダウンしかないような丘陵地帯で車がないと生活がままならないことが発覚。

  • 車の購入
  • 駅前の駐車場契約
  • 自動車保険契約

幸い前職の先輩がガリバーに勤めていたので、相談から車の紹介までサポートいただきすごく助かりました。

引越しは2018年の大寒波のタイミングになってしまったので、蛇口が凍ってたり、カーテンがなかったり、暖房器具がなかったりと、洒落にならないくらい寒かった。。笑

都内での引っ越しと県外への引っ越しは距離以上の大変さが伴います。
何かがなくても簡単に物を買いに行けないし、近所に何が売っているのかがよくわからない。今までと比にならないくらいネットショッピングが加速します。

 

<移住してから>

結論から話すと移住して本当によかったと思いました。

ただ、ものすごいたくさんの誤算はあったけど。笑

▼誤算の数々

  • ガスがプロパン、お湯は灯油、4LDKなので、ガス電気水道代がすごい
  • シェア生活から一人暮らしになるとすんごい量の家電や家具を買わなきゃいけない
  • 調子に乗ってほぼ新車で車を買ってしまったので毎月のローンがすごい
  • 初めて車を持ったので自動車保険とガソリン代と駐車場代がすごい
  • 山梨だとスタッドレスタイヤを買わななきゃいけなくて大変だった
  • 片道2時間の通勤は思ってた以上にキツイ&飲みに行けない
  • 通勤時間が長いと平日なんにもできない&土日は動く気にならない
  • 定期券の三ヶ月の金額がすんごい(引越しとコンボでくるとキャッシュがキツイw)

と、ほとんどは金銭面での誤算でした。笑

しかし、それ以上にたくさんの素敵なことがありました

▼素敵なことの数々

  • 家を紹介をしてくれた方がとにかく色々と生活をサポートしてくれました
  • 寒さに凍えていたらハシドイの店主のアヤカさんが灯油ストーブをくれました
  • 寒さに凍えていたら大家さんの親族の方が灯油ファンヒーターをくれました
  • 先に移住していた先輩方が素敵な人ばかりで嬉しかった
  • 地元に暮らしている方々も素敵な人ばかりで嬉しかった
  • 隣町の藤野に大学時代からの友達で陶芸家の山田くん夫婦が住んでいて安心した
  • 家から車で少し行くと美味しい湧き水を汲みにいける場所があった
  • 家から車で少し行くと源泉掛け流しの秋山温泉があった
  • 家から車で少し行くと野菜の直売所がたくさんある
  • 視界に電線が少なく空気の美味しい中で散歩ができる
  • 一人にしては家がめちゃくちゃ広くいのでとにかく快適に寝食ができる
  • 全国でも数少ない自家醸造純米酢を製造している戸塚醸造があった
  • 今では珍しくなった手炒り麦茶を作る上州屋設楽彦吉商店があった
  • 感動的に美味しい自然派ソーセージのハヤリソーセージがあった
  • 中央道の上野原ICまで近くて高速道路を利用するのが便利だった
  • 車で30分のところに小倉ヒラクさんが住んでいて嬉しかった
  • 車で60分のところに甲府があり甲府メンバーが素敵な人ばかりで嬉しかった
  • 山梨県での活動では五味醤油の五味さんにお世話になりまくって感謝しかない

などなど、書ききれないことばかり。

元々、軽い田舎育ちなこともあり田舎暮らしには全然憧れを抱いていなかったのですが、移住して本当によかったです。東京は便利で楽しいことが多いですが、自分はストレス無く生活するのは難しかったんだなーと気づきました。

 

<移住したい方へのアドバイス>

これは友達から何人か移住についての相談をもらったので簡単にまとめておきます。ここを読んでみて、って言えるように。笑

「誤算」の部分でも書きましたが、僕の想定外のほとんどは金銭面でした。
自分の簡単な収支メモを見返したら2018年1-4月での四ヶ月で引っ越し代や初期費用を除いた生活費は家賃や交通費を含めて200万円くらいかかっていました。

僕は勝手に「移住したらランニングコストが下がる」と考えていましたが、大きな勘違いでした。なんでそんなことを考えていたのだろうか。家賃のことしか考えていなかった。笑

 

★移住に対してのコストをマジでちゃんと算出したほうがいい

移住を経験した友達とかにしっかりとヒアリングをして、

◯引っ越し代 ◯初期費用 ◯諸々の購入費用 ◯定期券などの初期交通費

などをしっかりと想定して算出したほうがいいです。僕はこれをやらなくて本当にあとで大変だった。。涙

 

★引っ越し前月〜三ヶ月後くらいまでのランニングコストを算出したほうがいい

最低限のランニングコスト

  • 家賃と光熱ガス水道代とネット代
  • 車にかかるお金(ローン・保険・ガソリンなど含めて僕は約7万円/月)

あとは人によりますが、生活スタイルが変わるはずなので月の平均交際費や食費などもしっかりと想定して算出しておいたほうがいいです。

 

それ以外では、

 

☆移住先に知り合いや頼れる人がいるかどうか

移住すると本当に困ることがたくさんあります。それは想定できない範囲のことで発生します。その時に近くにいつでも何でも相談できる人が複数人いることがめちゃくちゃ重要な気がします。困ったことだけではなく、不安に思っていることを聞いてもらう相手や、世間話をさせてもらう相手という意味でも大切です。その中から自分が求めていた情報や知識などを教えてもらえることがたくさんありますし、何よりも孤独にならない

正直、移住して一年無事に過ごせたのも近所のたくさんの人の協力があったからです。いなかったら早々に心が折れてたと思います。

 

☆移住がどれくらいやり直し可能かのレベルを考える

今回の移住に際して大家さんには「移住が初めてなので、もしかしたら半年とかで引っ越してしまうかもしれません。それでも大丈夫ですか?」と話して了承を得てから移住しました。

というのも、今まで東京以外で一人暮らしをしたことない人間が移住して最初から上手く生活ができるとは思っていませんでした。最悪また元の生活に戻れるか?を想定していたのは心の安定にもつながってた気がします。

もし、貯金をはたいて、仕事を辞めて、暮らしたことのない地方に移住なんてことをしてしまっていたら、、、と考えると恐ろしいです。(そういった選択をして上手く移住をされた方はたくさんいらっしゃると思いますが、僕は多分ムリでした。)

冒頭でも書いた通り「将来的には古民家再生をした家に暮らしたい」と考えていたので、今回の移住は自分の中で「プレ移住」という感覚で決断しました。今は次をどうこうはあまり考えていないですが。

 

上記であげた以外では下記のことを気をつけたほうがいいかもしれません。

  • 複数の人に移住の目的を話して説明して自分の中で明確にしたほうがいい
  • 移住で自分が望むことに優先順位をつけたほうがいい

 

とまぁ、色々と書きましたが、

将来やお金について考えて悩みだしたら移住は踏ん切りがつかないので、チャンスがあったらぶっ込んだほうがいい

と思います。大変ですが、未開の地に行くわけではないので、どうにか辻褄は合わせられると思います。笑

 

「移住」「退職」「転職」の三つの軸で書こうと思ったのに、筆が進みすぎて「移住」だけで終わっちゃった。